ローデンクロスコート(Loden Cloth coat)完全ガイド
こんにちは、ファッションプロデューサーの藤井です。
今回はLeichtfried(ライヒットフリード)社の「ローデンクロス(Loden Cloth)」で仕立てたコート、通称 ローデンクロスコート(Loden Cloth coat)について、素材の解説から私の実体験・お客様の声、そしておすすめする理由まで詳しくご紹介いたします。
クラシックでありながら現代でも通用する本物の一着を知っていただければ幸いです。

- 1. ローデンクロスコート(Loden Cloth coat)とは?
- 2. ローデンクロス(Loden Cloth)とは?
- 4. ローデンクロス(Loden Cloth)の特徴
- 5. ローデンクロス(Loden Cloth)の何がいいのか?
- 6. 実体験+お客様からの声
- 7. ローデンクロスコート(Loden Cloth coat)をおすすめする理由
- 専門家からのまとめ
1. ローデンクロスコート(Loden Cloth coat)とは?
まとめポイント:伝統と機能性を兼ね備えた“冬の本命コート”です。
ローデンクロスコート(Loden Cloth coat)は、ライヒットフリード(Leichtfried)社が提供している”オーストリア・チロル地方の伝統素材「ローデンクロス(Loden Cloth)」”で仕立てられるコートです。
ライヒットフリード(Leichtfried )は、主に極細繊維を持つ上質なオーストラリア産メリノウールを原料とする高品質のウール生地とローデンクロスの製造を専門とするミル(織元:織物製造会社)です。
深みのある「ローデングリーン(Loden Green)」はこの素材の象徴的な色で、都会では落ち着いた存在感を放ち、自然の中では背景に溶け込む調和を見せてくれます。

2. ローデンクロス(Loden Cloth)とは?
まとめポイント:縮絨(しゅくじゅう)加工によって生まれる、防風性・保温性に優れた伝統生地です。
ローデンクロス(Loden Cloth)は、羊毛を縮絨(しゅくじゅう)加工して作られる伝統的な厚手生地です。縮絨(しゅくじゅう)とは織り上げた生地を熱や摩擦で縮ませ、繊維同士を密に絡ませることで、防風性と保温性を高める技術です。
この技術によって、ローデンクロス(Loden Cloth)は 丈夫さ・暖かさ・風合いの豊かさ を兼ね備えた唯一無二の存在となっています。
また、アルプスの風雪と極寒の環境下で活動するために作られた生地なので防寒・防風に優れており、保温性と撥水性と耐久性を持たせるためにウールに強い縮絨をかけた生地でクラシックな雰囲気と実用性を兼ね備えています。
3. ローデンクロス(Loden Cloth)の種類と厚み
ローデンクロス(Loden Cloth)には厚みや混率の異なるタイプがあり、着用シーンに応じて選ぶことができます。
3種類ありますのでそれぞれご紹介させて頂きます。

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ライト(軽量タイプ)
ウール100%で 重さ360g前後です。
春や秋の軽快な羽織りに適しており、色も豊富で動きやすさと軽さを重視する方におすすめです。
360g生地 -
ミディアム(標準タイプ)
ウール80%、アルパカ20%で重さ540g前後です。
防寒性と軽さのバランスが最も良く、ビジネスからカジュアルまで幅広く活躍します。
アルパカ混の生地は厚みがあり、生地感があり、立体感があるので生地に表情があるため、仕立て上がりが豊かで高級感があります。
アルパカ混 540g生地 -
ヘビー(厚手タイプ)
ウール100%、重さ640g前後でダブルフェイス仕様。表と裏に色違いの生地を貼り付けて、どちらを表にしても使える仕様になっています。
大変厚い生地なので真冬の厳しい寒さや屋外での使用に最適です。
圧倒的な存在感と保温性を誇り、「冬の最強装備」と呼ぶにふさわしい一着を演出できます。
ダブルフェイス640g生地
👉 この厚みと混率の違いは、着る方のライフスタイルや使用環境に合わせて選ぶポイントとなります。
4. ローデンクロス(Loden Cloth)の特徴
ローデンクロスの特徴は大きく分けると4つあります。
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防寒性:縮絨による高密度構造で、冷たい風を遮断します。
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耐久性:型崩れや摩耗に強く、長年愛用可能です。
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色合い:伝統色ローデングリーンは深みと経年変化を楽しめますし、他の色もベーシックな色合いで使いやす色になっています。
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質感:重厚感としなやかさを兼ね備え、立体感と色気を演出し、着る方に品格を与えます。
都会では「知性ある存在感」を、自然の中では「クラシックな本物感」を表現できる稀有な素材です。


5. ローデンクロス(Loden Cloth)の何がいいのか?
まとめポイント:見た目・機能・満足感の三拍子が揃った素材です。
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見た瞬間に分かる存在感
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防寒性と耐久性の両立
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年齢を問わず似合うクラシックな佇まい
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着るとわかる丈夫さと安心感
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独特の生地の立体感と表情
- 価格比較的抑えられている
一度袖を通すと「これは他のコートとは違う」と実感できます。
寒さを忘れさせる暖かさと、自然に褒められる外見的存在感。これこそがローデンクロス(Loden Cloth)の魅力です。

6. 実体験+お客様からの声
ここでは私の実体験のお話とお客様からの声をピックアップしてあげて行きます。
私自身の体験談
私自身も一番初めに作ったコートはこのアルパカ混のローデンクロスコート(Loden Cloth coat)で仕上がってきた時の安心感は今も覚えています。
見た目のかっこよさ、生地の存在感、重厚感を感じ、着た瞬間に「これなら冬を乗り切れる」と思えるほど暖かく、見た目もクラシックで堂々とした印象でした。まさに“冬の相棒”と呼ぶにふさわしい一着です。
お客様の声
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「重厚なのに軽く感じる」
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「年数を経ても型崩れせず、むしろ風合いが良くなる」
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「着ていると必ず褒められる」
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「このコートがあるから安心」
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「色を変えてもう1着欲しい」
- 「生地だけで存在感がある」
特に経営者やこだわりを持つ方から高い評価をいただいています。
7. ローデンクロスコート(Loden Cloth coat)をおすすめする理由
個人的に自分で作ってみて感じるおすすめの理由を挙げてみます。
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アルパカ混の生地は厚みがあり、生地に立体感があり表情があるので生地好きにもおすすめ
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世界的に生地価格が高騰している中でも、ローデンクロス(Loden Cloth)は比較的価格が安定している(弊社では 最高級の仕立てで2025年現在、20万円前後 でオーダー可能で品質の割に安価で仕立てることができること)
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クラシックでありながら丈夫で実用性が高く、長く愛用できる一着であること
専門家からのまとめ
ローデンクロス(Loden Cloth)は、伝統・機能・美しさを兼ね備えた特別な生地です。厚みや混率を選ぶことで、用途やライフスタイルにフィットした理想のコートを仕立てることができます。
特にアルパカ混のミディアムは、バランスの良さと表情の豊かさから、最初の一着に選ばれる方が多いです。
そして何より、価格の安定性も魅力です。高騰が続く生地市場において、最高級の仕立てで20万円前後で仕立てられる安心感は大きな価値といえます。
つまりローデンクロスコート(Loden Cloth coat)は、「長く愛せる一着を持ちたい」と思ったときの最良の答えと言えます。
冬の装いを格段に引き上げる、頼れる相棒になることでしょう。
問い合わせ先:
FIERO 藤井孝昌
mail:fiero878@gmail.com
オーダーコート完全ガイド【保存版】
こんにちは。ファッションプロデューサーの藤井です。
今日は「オーダーコートをつくるときに押さえておきたいポイント」について、
オーダーコート完全ガイドというタイトルで、
専門的な視点を踏まえてわかりやすくまとめます。

1. オーダーコートの魅力とは?
まず初めにオーダーコートの魅力について考えてみました。
オーダーでコートを作る魅力はなんなんでしょう?
コートは冬の装いを決定づける“顔”のような存在です。
街に出るとき、真っ先に人の目に映るアイテムであり、着ている姿の面積の大半を占めているのもコート。
だからこそ、そのインパクトは大きく、自分らしさや品格を最も表現できる一着と言えます。
ここでは、オーダーコートならではの魅力を7つの視点から整理してみましょう。
まとめポイント:オーダーコートの魅力は
フィット感・素材・デザイン・唯一無二・長期的価値・品格・シーン対応力の7つ。
冬の街に出たとき、真っ先に人の目に映るアイテムだからこそ、自分らしさや品格を表現できる一着を選びたいもの。オーダーコートには既製品にはない次の7つの魅力があると考えますので一つづつご説明していきます。
① サイズ感のフィット
既製品では難しい 体型に合わせたジャストフィットをさせることが可能。
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肩幅、袖丈、着丈を体型に合わせて微調整可能
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ジャストサイズの仕立てで、軽く羽織れるような着心地
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長時間着てもストレスを感じにくい
② 素材選びの自由さ
自分のライフスタイルに合った素材を選べるのはオーダーならでは。
耐久性を優先するか、上質感を重視するか、自分で判断できるのが強みです。
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ウール、カシミヤ、アルパカなど多彩な選択肢
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耐久性を重視するか、高級感を求めるかをライフスタイルに合わせて決定可能
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世界の一流生地ブランドから選ぶことで、品質もステータスも手に入る
③ デザインの幅広さ
クラシックからモダンまで幅広いデザインが選べ、細部のディテールにまでこだわれるのが魅力です。
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チェスター、アルスター、ポロ、トレンチ、ラグランなど代表的なデザインから選べる
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ラペル幅、ボタン位置、ポケットデザインなどディテールまでカスタム可能
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通好みの仕様を盛り込めるのはオーダーならでは
④ 自分だけの一着
オーダーは既製品にない 「自分仕様」 を形にできます。
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「自分のために作られた」という満足感と愛着
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個性やこだわりを反映し、オンリーワンの一着を実現
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着るたびに「これが自分のコートだ」という特別感を味わえる
⑤ 長期的な価値
厚手の生地と丁寧な縫製で、数年単位で長持ち。
さらにサイズ調整やリフォームも可能で、長く価値を保ち続けます。
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丈夫で長持ち、数年単位で使える
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サイズの変化にも再調整可能 → 投資としての安心感
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結果的にコスパが高く、資産的価値を持つアイテム
⑥ 品格と存在感
冬の第一印象はほぼコートで決まります。
良い仕立てのコートは、着る人の信頼感や風格を自然に演出してくれます。
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冬の第一印象を格段に高める
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「良いものを知っている人」として信頼感を演出
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経営者やリーダー層にとって不可欠な“鎧”のような存在
⑦ 季節・シーンに合わせられる
真冬用の重厚な一着から、春秋用の軽やかな一着まで、バイク乗りから結婚式まで着用シーンに合わせて最適化できるのも魅力です。
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真冬用の重厚感あるコートから、春秋に最適な軽快なコートまで仕立てられる
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ビジネス、カジュアル、フォーマルまでシーンを選ばない
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一人ひとりのライフスタイルに完全対応
プロからの一言アドバイス
オーダーコートは防寒具を超えて「冬の装いを格上げする相棒」です。
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体型に沿ったサイズ感
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ライフスタイルに合わせた素材選び
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自分だけのデザインとこだわり
これらをすべて反映できるのが、オーダーの強みです。
つまりオーダーコートは、経営者やワンランク上を目指すビジネスマン、
そして「長く良い物を大切に着たい方」にこそふさわしい冬のパートナーなのです。
そして最低でも2着をローテーションで揃えれば、長く美しく保てます。
「長く愛せる一着を持ちたい」そう思った瞬間が、オーダーコートを仕立てる最高のタイミングです。
2. オーダーコートでよくある不安と解決法
ここではオーダーコートでよくある不安と解消法についてお話ししていきます。
そもそもみなさんどんなところに不安があるのか、それをどう解消すればいいのか一つづつ見ていきましょう。ディティールを現すデザインについては次章で詳しくご説明しますので、それ以外のところをこちらでお話ししていきます。
1.重さ ― 長時間着ても疲れないために
重さは大切な要素ですが、そもそもコートは寒さを凌ぐためのもの。
何を目的に着るのか、その用途によって適した重さも変わってきます。
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軽さを重視するなら 目付400g前後からそれ以下のもの。この重さなら肩への負担が少なく、春先まで快適に着用可能。
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暖かさを優先するなら 500g前後からそれ以上のもの。冬の寒さをしっかり防ぎたい方におすすめ。(私はこの目付派)
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カシミヤは「軽くて暖かい」を両立できる。資金に余裕があればぜひ検討していただきたい選択肢の一つ。
近年はベイビーアルパカやカシミヤといった高級素材の価格が急騰しており、今後も値上がりが予想されます。
検討されている方は、できる限り早めに仕立てることをおすすめします。
2.素材 ― 機能性と上質感のバランス
素材選びは、オーダーコートの仕上がりを大きく左右するポイントです。
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ウール:耐久性が高く、扱いやすい万能素材。毎日のビジネスユースに安心。
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カシミヤ:軽さと保温性を兼ね備えた高級素材。柔らかい光沢があり、所有感を満たしてくれる。
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ベイビーアルパカなど:ふっくらとした質感で暖かく、差別化を狙いたい方に人気。
私自身は ウールにアルパカを含んだ生地 を選ぶことが多いです。
ウールだけよりも毛並みが豊かに表現され、立体感が出ますし、何より暖かい。
ただし毎日着ればどうしても“ヘタリ”が出てしまうので、ローテーションで複数着を持つことを強くおすすめします。
3.色 ― シーンに合わせた正解を選ぶ
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ネイビー・グレー:ビジネスシーンに万能。信頼感と汎用性の高さが魅力。
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ブラック:フォーマル度が高く、冠婚葬祭にも安心。ただし日常ではやや堅い印象に。
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ブラウン・ベージュ:柔らかさや洒落感を演出。休日スタイルにもおすすめ。
まとめポイント:「重さ」「素材」「色」の3つが失敗しやすいポイント。ここを押さえれば安心。
プロからの一言アドバイス
最初の一着は「ネイビー」または「グレー」を選び、二着目以降でベージュやブラウンに挑戦するのが理想的です。
また、コート自体はベーシックカラーを選び、マフラーやニットでアクセントを加えると冬の装いに華やかさが出ます。
3. デザインとシルエットについて
ここではデザインとシルエットについて図鑑形式でご説明します。
この形を抑えておけばおおよそ大丈夫でしょう!
コートデザイン図鑑
1.チェスターフィールドコート

チェスターフィールドコート。チェスターコートの名前で一般的に知られる。
19世紀英国で誕生した「紳士の王道」。ノッチドラペルとシングル仕立てが基本。
シンプルゆえに”仕立ての良し悪しが直に出る“玄人泣かせ”の一着。
2.アルスターコート

大きめのアルスターカラーとダブル仕立てが特徴。
重厚感とクラシックさを備え、経営者やリーダー層にふさわしい“威風堂々”の一着。
3.ポロコート

スポーティかつクラシック。
ダブルブレスト、ターンナップカフス、フレームドパッチポケット。
さらにインバーテッドプリーツ&背ベルトで立体感と機動性を両立。
洒落者に選ばれる“通の名品”です。
4.トレンチコート

第一次世界大戦時に英国軍の塹壕(Trench)で兵士が着用したことに由来。
エポーレット(肩章)、ガンフラップ、ウエストベルト、背中のストームシールドといった軍用ディテールが特徴。
防水性に優れたギャバジン素材で仕立てられることが多く、雨風に強いのも魅力。
軍服由来ながら、戦後はハリウッド俳優や英国紳士が愛用し、クラシックコートの象徴に。機能性とエレガンスを両立した“永遠の定番”。
5.バルカラーコート(ステンカラーコート)

小ぶりな襟が特徴のシンプルな定番。薄手で作られることが多い。
雨の日や季節の変わり目の強い味方。
一見シンプルながら、仕立てのラインで品格が分かれる玄人好みの一着。
6.ラグランスリーブコート

肩の切り替えがなく、自然に落ちるシルエット。
動きやすさとリラックス感があり、カジュアルシーンに映える隠れた名作。
7.ジャッコーネ(Giaccone)

イタリアで愛されるショート丈コート。
ジャケット+コートでジャッコーネ。
軽快な着丈とダブル仕様で動きやすく、ジャケパンやイタリアンカジュアルに絶妙にマッチ。薄手のインナーにジャケットなしでこのコートだけを羽織るなど。
「分かっている人が選ぶ」新提案の一着。
まとめポイント:6つの代表モデルを知っておけば、自分に合う一着が見つかる。
4. オーダーの流れとスケジュール感について
ではどうしたらオーダーコートを仕立てられるのか。
ここでは実際のオーダーの流れをお伝えします。
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カウンセリング:用途や着る場面をヒアリング
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生地・デザイン選び:重さ・素材・色、裏地、ボタンなどを決定
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採寸・フィッティング:体型に合わせて微調整
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生地取り寄せ:早ければ即日。海外仕入れは1〜2週間程度かかる場合もあり
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縫製:国内外の専用工房で約1〜2カ月程度
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完成・納品:必要に応じて再調整も可能
着たい時に着れるためのポイント
当店では納期はスーツよりも少し長く、平均2カ月前後が目安。
真冬(12〜2月)に着たい場合は、9〜10月にオーダー開始が安心です。
まとめポイント:平均納期は約1カ月〜2カ月程度。真冬に着たいなら秋から動くのが正解。
5. 専門家からの総まとめ
オーダーコートは、防寒具を超えた「冬の相棒」。
毎日切るものだからこそ、大事に着たい。
1着目はネイビーやグレーのチェスター、2着目はアルスターやポロ、トレンチなどでクラシックを楽しむ。そして最低2着をローテーションすることで、長く美しく保てます。
まとめポイント:「軽さ・素材・色」で選び、最低2着をローテーションして長く愛用する。
問い合わせ先:
FIERO 藤井孝昌
mail:fiero878@gmail.com
👉 次回 は私がおすすめするコート生地「ローデンクロスコート」について詳しくご紹介します。
なぜローデンクロスがおすすめなのか?
その魅力と歴史についてもを解説していきますので、あせてご覧ください。
装いは人の本質を現す オンライン会議編
こんにちは。
ファッションプロデューサーの藤井です。
今日はコロナの時代になってよく聞くお話しです。
最近スーツ着なくなったんだよね。
という話。
確かに着る機会は減った方も多いですよね。
今日はそんなところからのお話。
オンラインが多くなってスーツを着なくなった。
そんな方も多い世の中かもしれません。
暑ければ尚更です。
ただ、全く着ないわけではないですし、ビジネスシーンでの需要は無くなりません。
フォーマルなシーンでは必ず着用します。

シュチュエーションで選ぶ服装
こういうシチュエーションではあなたはどんな服装を選んで参加されますでしょうか?
ビジネスでのオンライン会議。
あなたは何を着用されて参加されていますか?
スーツorジャケットでしょうか?
シャツでしょうか?
Tシャツでしょうか?
それともパジャマでしょうか??
あなたが選んだその服装はビジネスシーンにあてはまってますか?
私が言いたいことはあなたが選んだその服装はその場所にあってるんでしょうか?
と言うことです。
相手のために着る服装と言う観点からするとあなたが着用している服は
本当のそのシーンにあってる服装なんでしょうか?
そう言う視点で服装を選んで頂きたいと思うのです。
オンラインだからこそ
許されること、
相手に敬意を払ってもらったと思っていただくこと、
相手に不快な思いをさせること、
など、いろいろあるかと思います。
ビジネスシーンでは相手に合わせて服を選んだ方が無難です。
これはデートにも言えることだと思います。
例えば
あなたがオンライン会議に出る装いとして選んだ服装は
シャツかもしれませんし、Tシャツかもしれません。
ちょっと考えてみて欲しいんですが、
フォーマルだったらスーツやジャケットだったかと思いますが、
シャツやTシャツでいい理由はなんなんでしょう。
パジャマはダメだけどTシャツはOKだと思った理由はなんなんでしょう?
シャツだといいと思った理由はなんなんでしょう?
これが入社の面接だったら同じ装いを選んだのでしょうか??
まとめ
装いは人の本質を現すもの。
つまり、人の中身がそのまま現れます。
オンラインだからと思って、手抜きしてませんか?
オンラインだからと思って、これでいいやと思っていませんか?
オンラインだからこそ手を抜かず、ジャケットを着ましょう!
と言うのが一つの私の答えです。
相手のための着る
これが分かってくると、オンラインだろうがリアルだろうが
しっかり相手のことを考えて服装を選ぶかと思うんですよね。
このあたりは人の心理がそのまま現れるところです。
ここはまたの機会に、もっと深くお話していきたいと思います。
それでは今日はこの辺で。
トーン・オン・トーン(tone-on-tone)
こんにちは。
ファッションプロデューサーの藤井です。
さて、今回は色繋がりでトーン・オン・トーンについて。

トーン オン トーンとは?
スーツでもカジュアルでも、日々の着こなしで迷う時に合う色合いを知っておくとコーディネイトが楽でいいですよね。
トーン・オン・トーンとは「トーンを重ねる」と言う意味で、同系色の色を合わせる配色のこと。
私もよく使いますが、迷ったら同じ系統の色を合わせる。ネイビースーツに青シャツに青系の色のネクタイ。ピンクのシャツにはピンク系の色のネクタイ。

コーディネートで気をつけること
ここで大切なことが、色調にメリハリをつけることです。
全く同じ色で合わせるのでなく、濃いネイビーのスーツに、淡いブルーのシャツに濃い色のブルーのネクタイのようにメリハリをもたせること。全く同じ色を合わせるのではなく、濃さを変えていくのをイメージしておくことがオススメです。
困ったらトーンオントーン。同系色で合わせれば、だいたい纏まります。
コーディネートの事例
私はよく、映画やドラマを参考にしてコーディネートします。
例えば007のジェームズ・ボンド。シリーズを大体観ましたが、圧倒的に好きなのはダニエル・クレイグのボンド。近代的なスーツと言うのもあるかと思いますが、肉体美やスーツの着こなしに憧れます。
そんなボンドがよくしているのが、トーン オン トーン。特にスーツとネクタイ。
グレーのスーツにグレーのネクタイ。ネイビーのスーツにネイビーのネクタイ。そんな合わせはよくみる気がします。
個人的にはグレーのスーツにブルーのシャツにグレーかネイビーのネクタイ。
トーン オン トーンから話が少しずれてきましたが、これを知っているだけでコーディネートがだいぶ楽になりますよね。トーン オン トーンの色合いは1色としてまとまるので、ごちゃごちゃしなくていい。シンプル思考の私にはとてもオススメのコーデパターンの一つです。
大体ファッションがごちゃごちゃしてる方は色合いが多すぎる。本当のおしゃれさんは上手に色を取り入れるので、さらっとシンプルにまとめたい人は是非使ってみて欲しいです。
リネン(LINEN)生地について
こんにちは。
ファッションプロデューサーの藤井です。
今日はこれからの時期に活用されやすくなるリネンについてご紹介します。
春夏物シーズンになると、アパレル店でたくさん並ぶリネン(麻)素材の涼しげなものが多くなってきます。
なぜリネンは夏ものが多いのか?
今回はリネン生地の良さについて調べてみましたのでお伝えします。

リネン生地の良さ、特徴はいくつかありますが3つにまとめてご紹介します。
1.涼しく、爽やかで清潔感がある
まず1つ目は涼しく、爽やかで清潔感がある。
リネンは天然繊維の中で最も吸湿(吸汗)・速乾性に優れ、汗をかいてもべとつかず、
汗離れがよいのでさらっとした肌感になり常に清涼感があります。
2.丈夫で長もちする
2つ目は強度が強いこと。更に水に濡れると強度が60%アップします。(コットンの2倍・ウールの4倍もの強度を持っています。)
そのため気を使わずに、毎日じゃぶじゃぶと洗うこともできます。
汚れにくく、吸収性・発散性が他の衣類よりも高く、洗っても丈夫なリネンは実用性に富んだ衣類です。
ただ、すぐにシワになってしまうと言うデメリットもあります。
植物素材を使用したリネンは変形からの元に戻ることができずにシワになりやすいのです。洗濯した後に、すぐに乾かしたりシワを伸ばしてから干さないといけません。
3.清潔で衛生的
3つ目は清潔で衛生的ということ。
リネン生地は通気性に富み、細菌の発生を防ぎ、バクテリアの発生率を抑えます。更に防カビ性に優れ、雑菌の繁殖を抑制するため臭いも抑えます。

【リネンの花】
まとめ
このように通気性が良く熱を逃がすリネンは高温多湿の日本では古来から重宝されてきたとされています。
たくさんのメリットがあるリネンは日本の夏を快適に過ごす為の洋服にぴったりですね。だからこそ春夏のシーズンには多くのアイテムが店頭に並ぶわけですね。
これから更に暑く、湿気が多くなる季節にリネンまたはリネンを含んだ服をチョイスしてみては如何でしょうか?
リネンのスラックスやリネンのジャケットを準備して、涼しく、爽やかなファッションを着用してみてはいかがでしょうか?
デニム(denim)とは何なのか?
こんにちは。
ファッションプロデューサーの藤井です。
デニムって昔からよく履いてましたが、最近はスーツ生地でもあります。
デニムと言えば、ゴールドラッシュで採掘をする方のための作業着と言うイメージ。
がっしりした藍染のものをデニムと思ってましたが、スーツ生地でデニムとなるとちょっとそもそもの考え方が違うのかな?と思い調べてみましたので綴っておきます。

そもそもデニムって何?
デニムを調べてみると、
デニム(denim)生地は、10番手以上のタテ糸をインディゴによって染色し、ヨコ糸を未晒し糸(染色加工をしていない糸)で綾織りにした、素材が綿の厚地織布。生地の裏側に白いヨコ糸が多く出るのが特徴。ジーンズに使用されることが多いが、鞄などにも使用される。
近年の紡績技術の向上により、さまざまなデニム生地が生まれている。フランス語の「セルジュ・ドゥ・ニーム(serge de Nîmes)」(ニーム産のサージ生地)が語源とされている。
「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
10番手以上の縦糸と言うことは結構太めな糸で作られるもの。
そしてインディゴによって染色されてるもの。
まあ、だいたいイメージ通りですが、ヨコ糸は染色しないものを使ってるということが一つの特徴ですね。
なるほど。デニムと言う括りはわかりました。

ジーパン?ジーンズ?
ジーンズとはデニム生地でできたズボンを指すが、この「デニム」の語源はフランス語の「serge de Nîmes(セルジュ・ドゥ・ニーム)」であり、「(フランスの)ニームの綾織り」といった意味の表現である。ニームの地のアンドレ一族がすぐれた綾織りの布地を作っており、布地はしばしば産地の名で呼ぶ習慣があるので、この表現の「de Nîmes(「ニームの」「ニーム産」という意味の部分)」だけを残す形で短縮され、「denim」という表現が生まれた。また、この「セルジュ・ドゥ・ニーム」と呼ばれる生地はイタリアのジェノヴァから各国に輸出されたので、産地の「ジェノヴァ」を指す表現は、中世ラテン語では「Genua」と呼ばれ、当時のフランス語(中世フランス語)では 「Gêne(ジェーヌ)」であり、この中世フランス語「Gêne」が英語に入り「jean」という表現が生まれた。
英語では脚に着用するものは、左脚と右脚は別にして考え、socks ソックス(靴下)、pants パンツ、shoes(靴)のように複数形にするものが多いが、これもjeansと複数形になっている。
日本では、「Gパン」という呼び名がある。これは『G.I.(アメリカ軍軍人の俗称)が履いていたパンツでGパンとなった[要出典]』とする説、『ジーンズを日本に紹介した人物が、ジーン (jean) のパンツの意味で「Jパン」と名づけようとしたが、元の発音に近い「Gパン」を代用した[要出典]』とする説、『「ジーン生地のパンツ」を略して「ジーパン」となり、「ジー」に「G」を当てて「Gパン」となった[要出典]』とする説等がある。
「ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典」より
なるほど。いろんな呼称があるようですね。
ジーパンでもGパンでもジーンズでも意味は一緒ということですね。
しかしデニムの語源はフランスとは思いませんでした。なんかジーパンの発祥はアメリカかと思ってたので、生地となるとまた違うんですね。
デニムだけ調べても歴史があって、面白いですね。
デニムの歴史は世界にあり。全てはリーバイスから始まったのかと思ってましたが、生地の由来などから考えると全然違いましたね。
まとめると
そもそものデニム生地は10番手以上のタテ糸をインディゴによって染色し、ヨコ糸を未晒し糸(染色加工をしていない糸)で綾織りにした、素材が綿の厚地織布。と言う括りからすると、スーツに使われているデニム生地はあまりに薄いので、10番手の糸と言うのを無視して、インディゴで染めて、色落ちなどをあまりしないしなやなか生地感で紡いだものと言うのが正解なのかなと思いますね。
ウール生地でデニムと言う表記も見かけるので、素材は関係ないんでしょうね。
デニムが詳しくなったところで、今日はこの辺で。
イタリア語の生地表記について
こんにちは。
ファッションプロデューサーの藤井です。
今日はイタリア語の生地表記についてです。
いつも生地を確認しててわからなくなるので、自分の備忘録としても書き起こしておきます。英語は大体わかるんですが、イタリアの表記になった途端に考えてしまいます。何度調べたことか。

生地一覧
CO:COTONE コットン
EA:ELASTAN:エラスタン(スパンデックス)=ラトクラ
NY:NYLON ナイロン
LI:LINEN (麻)
PA:POLYAMIDE ポリアミド
PU:ポリウレタン
SE:SETA(シルク)
VI:ビスコース レーヨンの一種。最も古い自然素材の合成繊維
WO:LANA(ウール)
WV:LANA VERGINE(ヴァージン・ウール)
WS:KASHMIR(カシミア)
まだまだあると思うので、調べたら追記していきます。
LANAとSETAはよく使うので覚えておくといいですね。